プリンス パープルレイン登場のバイク(CM400T)を製作しています。(続き⑦)※塗装修正編
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前回は下地で塗った赤の塗装が透けてしまい失敗しました。あのまま少し赤が透けているのも味があって良いかなとも考え、考え・・結局、部分修正することにしました。一度全て色を剥がしても良かったのですが、作業時間も無限ではないため、これから寒くなると2液クリアが塗れなくなることもあり、前回最後に塗った2液クリア部分を足付けして、シンボルマーク部分は上からきれいにマスキングをして下地の赤が見えなくなるまで再び紫を吹くことにしました。その後は再び前回と同じ工程での作業します。
まずは前回塗った2液クリアをペーパーの400番で平滑化も意識して足付けしていきます。ペーパーはタミヤ模型製のものが目詰まりも無く、よく削れるのでお勧めです。結果的にホームセンターのものよりも長持ちしますし。
足付けが終わったパーツは中性洗剤で洗います。なんとなく食器棚に紛れ込ませました。
足付けが終わったら、紫を吹く部分以外のシンボルマークを丁寧にマスキングします。どのようにマスキングするか考えた結果、以前と同じくカッターコンパスで円を切り出しても同じ大きさに切り出せる自信がなかったので、まずはこのように円の内側部分をデザインナイフでマスキングテープを適当に張って上から丸型に切り抜きました。
そして円の中だけまずは色を入れました。この画像はわかりやすいですが、今回色を入れた円の中と外の色味が全く違っています。なぜ前回この色味のおかしさに気づかなかったのか・・・
続いて円の中を含め、シンボルマーク全体をマスキングします。円の外側はマスキングテープを円に沿ってカーブさせて貼り付けました。マスキングテープはカーブの外側はきれいに曲線が出せるのですが、カーブの内側はきれいに貼れませんので、今回の方法でマスキングしました。カウリングも同じ要領でマスキングを行います。
そしてこの後は念のためのミッチャクロンを軽く吹き(2液の上にはラッカーの乗りが悪かったと思うので)、紫を5回吹きました。今度は大丈夫でしょう。
実はこの方法で修正することを考えたとき、2液の上から1液(ラッカー)を吹くと塗装面がチジれる(しわがよる)等の心配があったので、1つ1つの工程を慎重に行っています。具体的には、いきなり色をしっかり吹くのではなく、はじめの数回はぱらぱらとシンナー成分が2液クリア面に滞在しないように薄く薄く吹くことに注意して塗装しました。幸い使用していた2液クリア(ロックペイントのハイパークリアsという3:1硬化型)が丈夫だったためかチジれはおきませんでした。
そして紫を塗装後、1液のクリアを吹いた状態がこれです。こんどは色の染まりは良さそうです。
1液クリアが完全に乾いたら足付けをして2液クリアを塗装します。
カウリングは上の部分だけ塗りなおしたので、2液クリアを吹く部分は画像のようにつやが無くなっている部分に収まるように吹きます。カウリングは2液クリアを吹く部分と吹かない元の部分の境目はあえてしっかりとマスキングテープで区切るのではなく、養生テープを折り返してわざと隙間が出来るようにして区切ります。こうすることでクリアのミストがマスキングテープとの境目で段差が出来にくくなり、最後の磨き作業が楽になります。
最終の2液クリアを吹いてなんとかリカバリ完了です。はじめは失敗してチジレたらどうしようと不安でしたが、思ったよりもきれいに塗れたました。前回の下地の赤が透けてかっこ悪いのと比べると、やはり時間がかかっても修正したかいはあったのではないでしょうかす。塗装面にごみが付着しているので、今後、完全硬化後に磨くことになります。残す塗装はカウリングの内側のブラック化です。
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